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活字に飢えるとき

年に数回のペースで、異様なまでに活字に飢える。書きたい、読みたい、という衝動に駆られて、一日中読み続けたり、書き続けたりすることがある。今がその状態だ。ところが、そういう時に限って忙しい。それでも、5分時間ができれば本を開く。トイレにも本と老眼鏡を持ち込む始末。気がつけば30分もトイレに座っているなんてこと、ザラだ。

読みたい!と思うとたまらなく小説が恋しくなり、本屋で目についた背表紙タイトルを片っ端から買ってしまう。基本的に、あらすじや事前情報なしで買うことが好きで、本はまさしく貴重な出会いだと思っている。発刊年が古くても新しくても、私には関係がない。買ってから、いつ頃発刊された本なのか確認することがほとんどだ。当時の時代背景も感じられる小説も多いし、小説自体に時代設定がある場合もあるし、時代設定は一切関係がない作品もある。何かを自分で定めないで、その世界に没頭する。それが好きだ。それほど長編でない限り、多くの小説は2日か3日あれば読了する。シリーズものなら、必ず第2弾、第3弾も読むし、読了後数時間は、その小説の世界から抜け出せず(抜け出したくなくて)、余韻に浸る。

活字に異様に飢えた時、書き始めると何も事前の下書きや準備をしていないのに、言葉が脳内から次から次と溢れてくる。普段から下書きが苦手で、思いつくままに書くし、最初の数行分の文章さえ思いつけば、あとは自分の脳内から溢れてくる言葉に頼ればいいだけだ。子供の頃から下書きなしに作文を書くものだから、担任の先生に「ちゃんと下書きしなさい」と怒られたものだけれど、当時は紙と鉛筆で、書き直すのが大変だったという事情がある。今や、文字の並べ替えも、書き換えも修正も、簡単な時代。現に私がこのエッセイを書いているのは、病院の検査結果待ちの待合室で、病院のwifiを使ってタブレットにキーボードつけて書いている。それほど場所も手法も問わずに、気軽に仕事(執筆)ができる時代になったということだ。

これを書き始める5分前に、ある小説を読み終えた。

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テイストとしては、ライトノベルだし、ゴーストハンターの話なので、かなり非現実的なのだが、霊が登場する場面や霊をハンティングする場面の表現が秀逸で、しかし読者を程よく怖がらせ程よく笑わせるあたりが、作者のユーモアあふれるセンスを感じさせる、と思った。小説や本を読み慣れていない人には、おすすめの本。

スピリチュアルカウンセラーという仕事柄、こうした「霊」のお話は、やはり何となく購入してしまう。海外ドラマのウォーキングデットとかポルターガイストみたいな話は全く苦手なのに、ミディアム(アリソンデュボア)とかゴースト(天国からの囁き)などは、積極的に観る。要するにグロテスクなやつが苦手なのだ。と言いつつ、クリミナルマインドは大好きなアメリカドラマなんだけどね。(あれ、意外と気持ち悪い話の時がある)

購入して読み始めてから約2日。最近は2日で1冊の小説を読み終えるパターンが多くて、自分がそれほど活字に飢えているのかと、驚くばかりだが、ようやく「書くこと」が私の心が最も癒されることだし、それで生きてゆきたいと感じられるようになった。あわよくば、エッセイストとして、そしてスピリチュアルカウンセラーとして生きてゆきたいのだけれど、エッセイストほど収入に結びつかない仕事はないわけで、だからこそ、宇宙は私にスピリチュアルなギフトを与えて、スピリチュアルを基盤に好きなことをするという道を示してくれたんだな、と思う。

ココナラ
やりたいこと、わくわくすることがお金になることではない|スピリチュアルカウンセラー沙耶美|coconalaブ... こんにちは。スピリチュアルカウンセラーの沙耶美です。よくいただくご相談に・私が楽しめることは何ですか?・私が好きになれることは何ですか?というものがあります。そ...
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この記事を書いた人

sayamiのアバター sayami 占い師・スピリチュアルカウンセラー

スピリチュアルカウンセラーの沙耶美です。皆様の守護天使の声、宇宙のメッセージを受け取り、お伝えしております。

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