2024年3月3日の夜！
多分生涯、忘れられぬ夜。
夕方5時ごろから、なんとなく胃のあたりに違和感を覚え始めて、膨満感のような苦しさと不快感を感じ始めた。それでもお腹は空くもので、しっかりと夕飯を食べ、食後の片づけをして、少し休もうと思って横になったとたん、強烈な吐き気を感じた。
最初は、お腹にガスでもたまったのだろうと、軽く考えていたが、不快感がどんどん強くなっていく。
19時ごろ、トイレに駆け込み、ついに嘔吐した。人生で初めてといえるほどの、大量の嘔吐。通常なら、それですっきりするはずなのに、なぜか不快感が残り、胃がキリキリと痛み、腸が激しく音を立てて動きまくっていた。
そこから48時間の戦いが始まった！ちょうど土曜日だったこともあって、病院に行かず、何とかしようとしたことも、長引いでしまった原因。48時間もの間、4時間おきに嘔吐、下痢を繰り返し、トイレに駆け込む始末。私の部屋とトイレが近い距離で良かったと、心から思った2日間。
食べる気力を完全に失い、でも水分は摂らないと脱水症状になると無理矢理に水やみそ汁だけ口にした。水分ですら、口にしたくないような、そんな気分。何かを口から流し込めば、すぐに吐き気に変る。食べ物を不快だと感じたのは、人生で初めてのことだ。普段の私は何より、食べることが好きだ。
36時間を過ぎると、胃の痛みや腸の痛みも少しおさまってきたけれど、それは単に食べていなくて、もう吐き出すものは何もない状態になっていたからだ。
ほんの少し、勇気をもって朝食を食べたら、30分後にはまた下痢が始まった。これはもう観念して、病院へ行くしかない！残っていた体力はごくわずかだったが、自宅から一番近いクリニックへ行った。そのクリニックは、古い内科の病院。いわゆる「町医者」。でも、今どきの総合病院では非常に少なくなった、患者さんとまっすぐに向き合って話を聞いてくれる、ドクターだ。私の症状を聞くなり、すぐにエコーで胃と腹部の状態をチェックしてくれた。ドクター曰く、アデノウィルスが原因だったようだ。
幸い、気を付けて水分を摂っていたことで、脱水症状にはなっていなかったけれども、やっぱり点滴が必要だった。2日間、全く食べていないのと同じだったから、すでに体重が3キロ半も落ちていた。完全なデトックスをしたようなもの。栄養を補給することと、痛みを緩和させるという目的で、45分ほどの点滴を打つと、すこぶる楽になり、嘔吐も下痢も落ち着いた。
人生で初めて、大量の嘔吐をし、もう最後の方は出るものもなくなってきて、でも気持ち悪くて吐きそうになる。苦しくて苦しくて、便器を抱えて泣いた。
症状が落ち着いて、3日経っても、1週間経っても、体重は戻らなかった。1か月が過ぎた今でも、戻った体重は1キロだけ。ふと、気が付いた。ひょっとすると戻らない2キロ半は、むくみだったのではないか？いろんなものが全部体の中から放出されて、体は完ぺきに軽くなった。
そうしたらふと、ずっと「ありえないな」と思っていたこと、モノを手放してみよう！という気持ちになった。体の中からあらゆるものが全部放出されて、軽くなり、その結果、心までが軽くなった気がした。そのせいなのか、目の前に見えるモノの中で、ずっと抱え続けていることが自分にとって何ら得はないということを感じた瞬間があった。考えたというよりも、感覚的にそう思えた。だから、今まで「ありえない」と思っていたものを全部手放してみた。その3時間後から、急激に何かが変わった！決断して行動してから、たった3時間だった。3時間で本当に心から望んでいたことを引き寄せた。
要するに、人生を一気に好転させたければ、自分が「ありえない」と思っていることをする！これしかない！
なぜか、、、
その理由を下記の記事に書いたので、ご一読を！
