「何をしているときが一番楽しいか？」と聞かれたら、今は真っ先に「執筆活動」と答えられる。私のスピリチュアルな活動がメール鑑定から始まっているのも、書くこと、執筆活動が好きだったからだ。
幼いころから本を読み漁り、自宅の自分の部屋はまるで図書館のように本であふれていた。お小遣いはすべて本に費やし、休みの日は一日中、好きな小説を読んで過ごした。活字を読むことに幸せを感じて、本の世界や小説の世界から、世の中のことを知ろうとした。そんな私に両親が買い与えたのは、図鑑。ジャンルごとに何冊にもなった図鑑を毎月2～3冊ずつ、買ってくれた。シリーズになった図鑑が少しずつ増えていくことがうれしかった。
中でも世界史と日本史の図鑑はボロボロになるまで何度も読んだ。お気に入りは、ジャンヌダルクとマリーアントワネットの人生のお話。私が大学まで一貫して失わなかった情熱は、歴史に翻弄された女性たちの生きざまを研究することだった。
そんな私が今や執筆活動をしている。本を読むことを趣味に、音楽活動を喜びにして、学生時代を過ごしてきたが、たどり着いたのは音楽の道ではなく活字にかかわることだった。大学3年生と4年生の時には、学内の論文大会で優勝し、学長から表彰された。5万円の図書券欲しさに応募した論文コンテストでも、あっさり優勝し、周囲からは「ジャーナリストになったほうがいい」と言われた。本人には全くその気はなかったが、結局は「執筆」という仕事にたどり着いてしまった。
今では、友人の歌手に依頼されて、時には作詞もする。自伝的小説の一説を書く。そしてこのようなエッセイも書く。
今になって、両親が山のような本を買い与えてくれたことに感謝する。本の知識、本を読むことによって得られた文章スキルと読解力、状況を読む力。これらはすべて、私の将来を見越して両親が私のために買い続けた図鑑や本によるもの。本や活字は私の糧となって、私の人生の要所要所で助けてくれている。
今やネットでどのような情報も入手できる時代。しかし、活字・本・新聞は自動的に入ってくる限定的な情報だけでなく、その周辺の違う情報や知識も手に入る。それが楽しさなのだ。
今、ココナラのブログを少しずつ書き換えている。無料で読めるブログとして短い文章で書いていたものをリライトして、長文に書き換え有料コンテンツとして発信しなおすためだ。有益な情報は短い文章では伝わらない。私が本が好きなのも、短い文章では得られない情報の奥深さと説得力があるからだ。有益な情報はなるべく多くの人に伝えたい。しかしその文章を書くことも時間と知恵と経験が必要であり、それらは、無料で差し出すものではないと思っている。
だから書き換えるにあたり、すべて有料コンテンツとして発信することにした。それでも多くの人に読んでもらいたい気持ちは強いので、500円という低価格で発信している。低価格でもお金をいただく限り、中途半端なものは書かない。そう決めている。どこから読んでも、どこから切り取っても、実行さえすれば幸せになれる。そんな有料コンテンツにしているので、ぜひ期待して読んで！
